Monday, November 05, 2007

小沢の行動についての推測(修正)

小沢は自らの政治人生の最終的結論づけの段階に来ている.若干47で幹事長だし,自民にいたときはそこでのし上がって総理という画を描いてたはず.その自民を追い出されて以来やってきたのは,二大政党制の実現.それが小沢という人間が命をかけたことだとすれば,自分が自民から政権奪うのが,たどり着きたい最終段階.

ところで今の自民と民主は政策でなく,選挙事情で分かれてる.全部自民じゃ全員当選できないから.なれ合いのようなものだ.民主は政策で勝負できないから年金を政争の具にしている.小沢は政策で二大政党にしたい.政策で自民に勝って政権奪取.これが小沢の描いた最終結論.

大連立を提案したのは小沢ではないだろうか.それでいったん自民に助け舟を出す形で自民に対する発言力を高め,後に自民とは離れて政権奪取のために攻撃をしかけるという計算だ.

しかしこれは民主党内から批判来るのは当たり前.うえで言った選挙事情もあるし,党内も小沢一本で固まってるわけじゃない(テロ特措法で小沢と前原は逆の意見).特に若い議員は岡田が好きな様子.大連立の提案を党内に持ち帰れば批判の嵐も承知で持ち帰った.その裏にも計算があると思われる.

それは党の批判をわざと受けて「じゃ民主党やめます〜」といくためだ.そんで小沢についてくるやつを連れて,民主党を割るのだ.そんで大連立とはいかないが,まだ一個も法案通せてない福田に協力することで民主よりも発言力を高め,そんで後に自民と対決して政権奪取にいきたいのだ.

なんで民主に残ってやんないでそんなことをするか.小沢はもう自分に残された時間が少ないことを意識しているのではないか.このまま民主党でやってても獲れなそうだと踏んだのではないか.代表してたらいつまでもやめらんないから,わざと批判受けるようなことをしたのではないか.
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そこまでじゃなかったということか.連立の打診受けて,これなら俺の野望もゆくゆくはかなうかもって思って,受けたのだろう.そしたら党内で猛烈批判にあい,「何だ!おれの話がきけねーならやめてやる!」(あとは上の感じでやろう…)と,短絡的に辞任を決意したのかもしれない



こういう権謀術数が最高におもしろい おもしろがってるだけじゃだめなのだろうが

3 comments:

Anonymous said...

http://www.videonews.com/on-demand/341350/001184.php

これ、有料会員じゃないと見れないんだけど(最近お気に入り、下手に新聞読むよりラジオ感覚で見れて中身が濃い。ワントピックで2時間弱やるからね 笑 出演者の立場に賛成するしないに関わらず、なかなか刺激的)、
テレビ報道で言われない、会見の中身の部分を問題として取り上げておるよ。
その要旨見れば、日米安全保障を福田が大転換するようなことを提案したことを受けての大連立(というか政策協議)に小沢が乗ろうとしたってことの話なんだが。

政治家って人間としてその人が目指してきたところサイドからも語られるし、語ることができるし、
政治の局面、政策とか中身の部分から語ることも語られることもあるし、なかなか因果な存在だよね。小沢文献は立花隆がしつこく追っていて、これも面白かったなー。最近、政治ネタ好きかも。原因はプロレスや総合格闘技が、、、(以下自粛)

Anonymous said...

なるほど~。
これは見てしまいそうですね。ありがとうです。
むかし、とんねるずの皆さんのおかげですが一瞬なくなったときにやってた番組の終わり歌で、有名な「チャンピオン」の政治ネタ替え歌をしてたのですが、最後の詩が「誰がボスざる 次狙ってるのは オザワ~(of the world~♪)」だったのを今でも覚えてます。(当時は村山首相とか、新進党とかそんな時代)
それから10年はたってます。この男、目が離せません。

Anonymous said...

あったねー。
ラスタとんねるず!!

あれ、面白かったわー